ショートデッキの概要

ショートデッキ(またはストリップデッキ/6+)ホールデムはノーリミットホールデムのルールに従っているが、2、3、4、5を全てデッキから取り除くことでハンドを増やし、アクションを起こすことができるゲームである。 36枚のカードでプレイすると、フラッシュがフルハウスに勝てるように、ポーカーのハンドランキングが変わります。 
ショートデックホールデムでは、フラッシュはフルハウスに勝ります。 
エースはハイカードであるだけでなく、ストレートでもハイとローを演じるので、エースから9までの低いストレート（A-6-7-8-9）を完成させることができます。 
通常のホールデムとの決定的な違いを知っていれば、ショートデックポーカーのプレイの仕方は簡単に分かります。 ホールデムの紹介は、ビギナーズガイドのテキサスホールデムのプレイ方法をご覧ください。

ショートデックホールデムのルール

通常のホールデムと同じように、ショートデッキでは4つのベッティングラウンドがあり、各プレイヤーは2枚のホールカードと5枚のコミュニティカードの組み合わせから最高の5枚のハンドを作る。

ファーストベッティングラウンド（プリフロップ）:

スモールブラインドとビッグブラインドの代わりに、すべてのプレイヤーがアンティを置き、ボタンが2つ目の大きな（ライブ）アンティを置きます。 ボタンから時計回りに、全てのプレイヤーはコール（前のベットと同額）、レイズ（ベットを増やす）、フォールド（ホールカードを捨て、次のハンドが始まるのを待つ）のいずれかを選択することができます。

全てのプレイヤーがアクションを終えたら（複数のプレイヤーがアクティブの場合）、フロップ（表向きのコミュニティカード3枚）が配られます。

セカンドベッティングラウンド

ベットはボタンの左側にいる最初のアクティブプレイヤーから始まり、プレイヤーはチェック（ベットを拒否してアクションを引き継ぐ）、ベット、前のベットのレイズ、フォールドと順番に行動します。残ったプレイヤーは4枚目のコミュニティカードであるターンに進みます。全てのプレイヤーがチェックした場合、ターンカードはフリーで配られます。

サードベッティングラウンド

残ったプレイヤーは再び順番にアクションを起こします。3回目のベッティングラウンドで複数のプレイヤーが残っていた場合、リバーカードが配られます。

フォースベッティングラウンド

5枚のコミュニティカードがすべて配られたら、最後のベッティングラウンドです。最後に複数のプレイヤーが残っていれば、ホールカードが公開され（ショーダウン）、最も強いハンドを持つプレイヤーがポットを獲得します。

ハンドランキング

ショートデックホールデムのハンドランキング（最高位から最低位まで）です。

ショートデックホールデムオッズ

16枚のローカード(2から5)が取り除かれたことで、ショートデックでは異なる初手が配られる確率が変わります。 可能な初手の組み合わせの総数は半分になります（スートを考慮した初手は630種類、スートを考慮しない初手は81種類）。 ポケットペアを構成する4つのランクは使用できなくなり、9つのペアが存在することになります。 これはフルデッキテキサスホールデムのおよそ2倍の確率です。

デッキの枚数が少ないので、ストレート・ドローはより簡単に、フラッシュ・ドローはより少なく埋めることができます。 また、オープンエンドストレートドローは、31枚（山札の残り）のうち8枚がヒットするのに対し、47枚のうち8枚がヒットすることになります。 このため、ストレートを作る可能性を見積もる際の「2と4の法則」は、このバリエーションでは不正確なものとなります。 つまり、フロップしたオープンエンダーがリバーでストレートを作る確率は48%（8アウト×6）である。

ショートデックではエースが配られる確率は上がりますが、どんな手札に対しても勝てる可能性は下がります。 アンダーペアに対しても勝つ確率は下がります。一番低いペアである6がプリフロップでエースに対してオールインした場合、ショートデッキではほぼ4分の1の確率で勝ちます。 同様に、オーバーカードとポケットペアのエクイティは接近し、エースキングとテンジャックのような手は、ほとんどコインフリップとなります。

初心者のためのショートデックホールデム攻略法

基本的なこと（フラッシュはフルハウスに勝つこと、最低のストレートはエースから9までであること）は別として、ショートデッキをプレイするには、ホールカードとドローの強さを再調整することが必要です。 トップポケットのペアは依然として強いですが、通常のホールデムでは非常に強いとされるペア（ジャックや10）は有利ではなくなります。 弱いペアはトラブルの元です。オーバーカードがよくヒットしますし、ストレート・ドローもよくヒットします。 ペアがセットになることも多く、ヒットする確率はほぼ5分の1（通常のホールデムでは8分の1）である。

ホールデムからオマハに転向するときと同じように、最初は「タイト・イズ・ライト」戦略を取るのが賢明とされている。 ナッツやナッツを引き当てる確率が高くなる。 しかし、ゲームの仕組みは同じで、ポジションの力とバリューハンドを最大限に活用する方法をしっかりと理解することで、有利にゲームを進めることができます。 ボタンでより広いレンジをプレイすること、ビッグブラインドを守ること（ほとんどのショートデッキはショートハンドでプレイされます）、パッシブプレイを避けることは、通常のホールデムからうまく移行できるコツです。

9-TやT-Jのようなミドルコネクトのハンドは、従来のゲームよりもずっと強いです（これらのハンドは、ほぼ5回に1回はオープンエンドストレートドローをフロップします）。 一方、ショートデッキではトップペア（またはオーバーペア）はあまり強くなく、リバーでアンインプルーブした場合、特に複数の対戦相手には負ける可能性が高くなります。

最後に、フラッシュはランクが上がりましたが、ヒットできるスートの枚数は少なくなっています。 フラッシュドローをフロップした場合、リバーでヒットする確率は30%に過ぎません。したがって、複数のドローをフロップする可能性のある、高くてつながっているスートのカードをプレイする方が、つながっていない、低いスートのカードよりも利益が上がることになります。他のプレイヤーもフロップしたセットや強いドローでアクションを起こすので、ショーダウン時のハンドの強さはフルデッキゲームより高くなります。

ショートデッキテキサスホールデムをプレイできる場所

ショートデッキポーカーは当初、ハイローラートーナメントで一世を風靡し、その少ないカード枚数で大きなハンドが生まれ、テンポの速いエキサイティングなゲームとなりました。 それはすぐに世界中のキャッシュゲームやフェスティバルに広がりました。2019年、WSOPは初めて$10,000ショートデックホールデムのブレスレットイベントをスケジュールに加え、今や6+ホールデムはリングゲームとトーナメント形式の両方でライブと同じくらいオンラインで見られる可能性があります。

WPT Globalは、マイクロステークから上のレベルのショートデッキテキサスホールデムのテーブルを提供しており、このアクションを誘発するフォーマットを素早く簡単に練習し、よりコンパクトなデッキでプレイする理論が実際にどのように機能するかに慣れることができます。